Profile

守重 結加

Morishige Yuka

 

 

 東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を卒業。2011年に渡独し、ベルリン芸術大学ディプロム課程、同大学修士課程ソリスト科及び室内楽科を修了。在学中はヤマハ音楽振興会留学奨学生、Gisela und Erich Andreas-Stiftung(ハンブルク)、及びOttilie-Selbach-Redslob-Stiftung(ベルリン)の奨学生として研鑽を積みながら、ソリスト、室内楽奏者として日本各地、韓国、ドイツ、フランス、ポーランド、オランダ、オーストリア、エストニアなどで演奏する。

 

2018年3月、ベルリンフィルハーモニー・大ホールにて、Peter Aderhold氏指揮・Akademisches Orchester Berlinとパデレフスキのピアノ協奏曲をソリストとして共演し、好評を博す。2019年1月には同ホールにて、Michael Riedel氏指揮・Junges Ensamble Berlinとストラヴィンスキー「詩篇交響曲」、7月にはベルリン芸術大学コンサートホールにて、Neubrandenburger Philharmonieとストラヴィンスキー「火の鳥」のピアノ奏者を務める等、活動は多岐に渡る。

 

同年8月、エイヴェレ国際音楽祭(タリン・エストニア)にソリストとして招聘され、ソロリサイタル及びガラコンサートに出演。2019年にヴァイオリニストのハインツ・シュンク氏(ベルリン・コンツェルトハウス・オーケストラのコンサートマスター、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学教授などを歴任し、指揮者としても活動を行う)と共演。

 

2016年、エドヴィン・フィッシャー国際ピアノアカデミーにて第1位(聴衆賞)を受賞し、ポツダムでのソロリサイタルに招聘される。2017年、ブゾーニ国際ピアノコンクール、サン・プリエスト国際ピアノコンクールにてセミファイナリストに選出され、ディプロマを受賞。その他、全日本学生音楽コンクール、宝塚ベガ音楽コンクール、東京ピアノコンクール、アルトゥール・シュナーベルピアノコンクール、ロベルタ・ガリナリ国際ピアノコンクール、ピアナーレ国際ピアノアカデミー&コンクール等、国内外のコンクールにおいて数多くの賞を受賞している。

 

クラリネット奏者 東紗衣と収録したアルバム「Klangfarben〜響きの彩〜」が好評発売中。3年度(財)地域創造・公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業派遣アーティスト。

 

デビュー・アルバム「シューベルト 即興曲集D899&ピアノ・ソナタ第21番D960」が2022年にオクタヴィア・レコードよりリリースされ、レコード芸術2022年3月号「New Disc Collection」にて「新たなシューベルト弾き」「シューベルトの”心” を届けてくれる」等と各誌で高い評価を得る。

これまでにピアノを安孫子和子、故・瀬尾真理子、故・加藤伸佳、故・小森谷泉、クラウス・ヘルヴィッヒの各氏に師事。桜美林大学芸術文化学群音楽専修ピアノ科非常勤講師。

ⒸAyane Shindo

友だち追加